これから木工DIYをはじめようとしているみなさんの参考になると嬉しいです
木工ドリルの各部名称
穴があく大きさです。
先ネジタイプ:回転力を利用して材にくい込んでいくので、押さえなくても穴があいていきます。
先三角タイプ:推力を与えた分だけ材にくい込んでいくので、自分でスピードコントロールが出来ます。
穴あけの際、ドリルの回転円周に沿って材の繊維(木目)などをケガキながら進む刃(爪)です。このケガキ刃があるのが木工ドリルの特長のひとつです。
ケガキした内部を削り取る主刃です。
錐全体の長さです。
ネジ丈はあけたい穴の深さよりも少し長いものを選んでください。ネジ丈が短いと切屑が詰まりトラブルの原因となります。削り取られた切屑はラセン部分に沿って排出されます。あけたい深さ+20mmほどのネジ丈をお選びいただくと一番切屑のはけが良いと思います。
軸部分を電動工具のチャックに取付けます。形状には六角軸・丸軸・三本溝があります。軸径と軸形状で使用できる電動工具が変わってきます。
先端の形状について
刃先が先ネジになっています。押さえなくてもネジの力で穴をあけ進めていきます。ボール盤でのご使用は材が持ち上がる危険がありますのでおすすめできません。
【製品例】
No.5 ショートビット
No.6 兼用ビット
No.4 ドリルビット
No.7 インパクトビット
刃先がネジになっています。押さえなくてもネジの力で穴をあけ進めていきます。ボール盤でのご使用は材が持ち上がる危険がありますのでおすすめできません。木工ドリルの大口径は切削抵抗を考慮してこの設計になっています。
【製品例】
No.5 ショートビット 39mm以上
No.6 兼用ビット 39mm以上
No.7 インパクトビット 26mm以上
刃先が三角になっています。押さえた分だけ進んでいくので止め穴加工に適しています。ボール盤でのご使用にも適しています。
【製品例】
No.5B 先三角ショートビット
刃先が鋭角になり、ネジがありません。押した分だけ進んでいくので止め穴加工にも適しています。はじめて穴あけをされる方にもとても使いやすいタイプです。
【製品例】
No.601 竹用ドリル
軸の形状について
六角軸
ドリルドライバ・電気ドリル・ボール盤でのご使用が可能です。 6.35mm六角軸の場合はインパクトドライバでのご使用が可能です。
三本溝
丸軸に面(3面)が取ってある形状です。自在錐シリーズの軸はこの三本溝タイプとなります。ドリルドライバ・電気ドリル・ボール盤でのご使用が可能です。
丸軸(ストレート)
例えば座掘錐シリーズのドリルやガイドの一部はこの丸軸(ストレートタイプ)となります。ドリルドライバ・電気ドリル・ボール盤でのご使用が可能です。
その他の豆知識
六角軸
三本溝
皿取錐は下穴あけと皿取加工が同時に行えます。皿取加工をすることでビス頭がきれいに収まり面一(ツライチ)になります。また、深めに皿取加工を行うと埋木錐でつくった埋め木を埋め込む用の穴になり、ビス頭を隠すことができます。埋木錐は端材を利用して埋め木を作ることができます。共木で作れば埋めたあとが目立たず、違う材で作ればワンポイントにもなります。皿取錐と埋木錐はセット使いがおすすめ。
丁番や手摺金具を取付けた時に、ビスを締めたら金具がずれてしまうことがあります。下穴をあけずに直接ビスを締めてしまい、金具がずれた状態で固定されてしまったというお声をお聞きします。仕上げの段階でそうなると勿体ないですよね。センター一発はビス取付け穴の中心に下穴があくのでビスを締めた時に金具がずれず、きれいに取り付けることが可能です。
一定の深さに穴をあけたい時に便利なドリルストッパー。錐に目安となるテープを巻いたりする方法もありますが、勢いで穴があいてしまうこともあります。ドリルストッパーをセットすれば止めたいところでピタッと止まるので安心です。通常の木工ドリルや皿取錐(※皿取錐3×8はセット不可)にもセットが可能です。先ネジタイプの木工ドリルでも逆回転させなくてもスッと抜けます。
ビス締めやクギを打つ前に下穴をあける為のドリルです。これをしていないとビス締めやクギ打ちをした際に、材が割れてしまうことがあります。特に材の端にビス締めやクギ打ちをする場合や対象材が堅木の場合は必須です。DIYには少し短めの六角軸ショート下穴錐が使いやすいかもしれません。スターエムの下穴錐はテーパー状になっているのでネジの効きもGood。
竹だけじゃないよ!とうたっているように竹はもちろん、一般木材・堅木・アクリル・硬質ゴム・塩ビにも穴あけが可能です。押した分だけ進んでいくので、はじめて穴あけをされる方にも安心してお使いいただけます。バリ・割れの少ない穴あけが軽い切削抵抗でスムーズに出来るので一度使うと手放せないというお声が多いドリルです。
竹用ドリルを使ってウッドスピーカー作りが楽しめます。オリジナルのウッドスピーカーでお気に入りの音楽を聴いてみませんか?
ウッドスピーカーの作り方
ウッドスピーカーのデザインはひとつとなっていますが、一緒にダウンロードしていただけるあかりのデザインをお使いいただいても良いと思います
ぜひオリジナルのデザインにも挑戦してみてください
4.5・6.5・9.5・11.5mm使用
4・5・6・8・12mm使用
4・5・6・7・8・9・10・11・12mm使用
4・5・6・8・12mm使用
4・6・8・10・12mm使用
これらのデザインは、竹用ドリルを使ってウッドスピーカーやあかりづくりを楽しんでいただくお手伝いができればという思いでダウンロードできるようにさせていただいております。
サイズはデザインによって色々と使用しています。4.5・6.5・9.5・11.5mmを使用したデザインは、その通りのサイズでなくともそれに近いサイズをお使いいただければ、オリジナルデザインをお楽しみいただけます。
また、色んなデザインを組み合わせてお使いいただいてもよいと思います。
無料でお使いいただけますが、ご利用に際しては下記の利用規約をご一読ください。
※ダウンロード用のメールが届かない場合:迷惑メールに入っていないか一度ご確認をお願いいたします